第80番 国分寺



2007年11月4日更新

第80番 国分寺 (こくぶんじ)
2007年11月3日 巡礼
第79番 天皇寺高照院から番号通り 第80番 国分寺へ行こうか、それとも第81番白峰寺に行こうか迷ったのですが、結局道路地図上で近そうな第81番 白峰寺からお参りする事にしました。あんまり後の事を考えていなかったので第81番 白峰寺からは続く山道を第82番 根来寺へと辿り、さてどうしよう。
地図を見ると第82番 根来寺から五色台スカイラインを辿るよりも、第80番 国分寺方面へ抜ける近道がありそうです。
地図を頼りに車を走らせ、急なカーブの続く坂道を下り降りると果たして国分寺近くに出る事が出来ました。
確か、白峰寺でこのルートは遍路ころがしと書いていた様な・・・
いや、それにしても坂出市内でこんな山道を満喫できるとは、意外でした。

お寺に着いて、まず山門前の大きな松の木に驚きました。
まるで山門を飾り立てる様に大きな枝を広げているのです。
第80番 国分寺は、ご多分に漏れず、讃岐国の国分寺として聖武天皇の勅願により建立されたお寺です。
古くはもっと規模の大きなお寺だった様です。
建立時には七重塔があり、その規模は京都東寺の五重塔よりも大きなものだった様です。
ここのお寺の銅鐘は重要文化財で奈良時代の作だそうで、ついてみると音は大きいものの余韻は少ない様に感じました。
本堂と大師堂は別のお寺の様に分けられています。
納経所と大師堂は屋根で結ばれていて、納経所の中を通って大師堂をお参りする様な形です。(うまく説明できてませんが・・・)
弘法大師が修復したと伝わるご本尊の修理材の残りがあり、まるで龍の様な姿をしており霊木とされて境内奥におかれています。

      

左より 松の木が勇壮な山門 本堂 大師堂


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